東中野〜〜。

2002年3月1日
某酒屋の帰りがけに東中野で降りて
『大政小政』へ。

ここはなかなか行きたいけど行けないの〜。
何かにつけてすごいお酒が勢ぞろいしてるんだけど
ものによっては(ハーフグラスで2千円)とかあったりするので中々気軽には飲みに行けない。

このお店の大将、森さんが出してくるお酒はそろいもそろって『芸術品』と呼ばずにはいられない。

つい最近まであったのが・・・

郷乃誉の山桜桃(ゆすら)の7年前のもの、とか。
(ウチのダンナはその時の『山桜桃』に対して賞賛の言葉を惜しまない。)

蔵ごとに恐ろしく美味い最上のものってあるけれどもしかしたら、めぼしい物はみんな持ってるんじゃないか・・・?!と疑わずにいられないほどオソロシク鋭い品揃えなのだ。

ちなみに私はここに来るのは二回目。
少々緊張気味。

カウンターに座るなり私
『辻善兵衛だ!!』と叫んでしまった。

・・・これには訳があります。去年、このお酒を目黒のある飲み屋で呑んで忘れられなかったのだけど、探しても見つからないのだ。

見つかっても品切れ。
新酒の季節である今ごろですらお目にかかれない。
どうやら知り合いの飲み屋のお兄さん曰く
『蔵にも販売店にも酒の在庫が無い』らしい。

よっぽど蔵に直に交渉しようかと考えてた矢先に
・・・・ようやくあったよ。

興奮気味の私に対して、目ざとく次々に好きな銘柄を見つけ出すのに呆れ顔のダンナと森さん。

森さんいわく『以前に比べて特殊な酒はあまりないよー』とは仰っているものの、ラインナップはやはり『酒匠』と呼びたくなるようなのばかり。

酒話ヒートアップ。

その日呑んだものを書いときます。

一杯目・ダンナ『安部勘』純吟斗瓶取り
      私『辻善兵衛』純吟雄町生(詳しい事忘れた)

二杯目・ダンナ『九重桜』純米大吟

(一年寝かせたもの。飲んだ後口が少しずつ甘く感じられる。アルコール感を感じさせない)

    私 東薫『杜氏 及川』純米大吟

(水。とにかく美味い水!!)

三杯目
(私はもう飲みきる気力が無いのでダンナのみ)

   『風の森』純米大吟 

確かに水のようなのだけれど、後口にアルコール感あり。

酔いが回って『お水下さい』って頼んだら
出てきたのは『正雪の仕込み水』が出てきた・・・

その帰りがけに近くの『地熱風』というところに行って『ヤマサン正宗』の純米大吟を冷で飲み『十旭日』の純米吟醸の古酒をお燗で飲んだ。

『普通のお水下さい』って言ったら
出てくるのは仕込み水(笑)

しかも。でてきた仕込み水は『あづまみね』の・・・
あぁぁぁ、あったら飲みたかったよぉ
『あづまみね』よ!!(その日は品切れ)

ここも再度来訪希望!!
仕上げに食べたごまだれうどんは激ウマでした。  

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